筋肉疲労を疑う人が多いけど・・
痛みを感じると、まずは筋肉疲労を疑う人が多いかと思います。
または、内臓が疲れている?と感じる人もいることでしょう。
運動不足や長時間同じ姿勢をとるデスクワークの仕事などをしていると、背中や肩の血行不良が起こってしまい、痛みが出ることがあります。
また前かがみで仕事をし続けていたり、スマホを見続けていたりしていても同じような症状がでたりします。
これらは、筋肉疲労ですので、背中の筋肉を緩めるマッサージやストレッチ、温めるなど血行をよくすることをしてあげると、痛みは軽減されます。
また、肩のこりを解消すると背中の痛みも軽減されたりします。
筋肉疲労の他には、冷え性や更年期障害の場合も右背中の肩甲骨あたりに痛みを伴うことがあります。
更年期障害とは、40代50代になり女性ホルモンが低下することで、体に変化が起こることを言います。
背中の痛みをはじめ、腰痛なども更年期障害の特徴になります。
この症状は人それぞれで、みんながこの症状になるというわけでもないそうなのです。
女性ホルモンが減少すると背中が痛くなる
なぜ女性ホルモンが減少すると背中が痛くなるのでしょうか?
それは、女性ホルモンの一つエストロゲンの分泌が減少すると、血行が悪くなり、筋肉の収縮がうまくいかず、筋肉が硬くなり痛みが出るのだそうです。
女性ホルモンが急激に減少すると、自律神経も乱れるため、精神的にストレスを感じてしまう人も多いようです。
ストレスを感じると人の体は、筋肉が萎縮し血行が悪くなります。
こうしてどんどん悪循環になるのです。
この時期をどうやって過ごすと良い?
女性ホルモンが減少し体に変化が起こるこの時期をうまく乗り切りたいと、誰もが思うことですよね。
誰もが通る道だから、年だからねと、諦めずに、自分にできることを工夫して、毎日を前向きに楽しく過ごしたいものです。
小さな工夫をピックアップ
そこで、小さな工夫をピックアップしてみました。
取り入れられるものがあれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。
更年期になると、先ほど説明したように、血行が悪くなり筋肉疲労が起きやすい体になります。
ですので、ストレッチや有酸素運動をして、血行をよくする習慣をつけましょう。
また、忙しくてそんな暇がない人は、お風呂にゆっくり浸かるということをするだけでも軽減されます。
体を冷やさない生活を送る
そして体を冷やさない生活を送ることが大切です。
生足でスカートという若い人のファッションは体を冷やしてしまいます。
特に首のつく場所を冷やさないように、毎日の服装にも工夫してみてください。
ちなみに私はレッグウォーマーとネックウォーマーは欠かせません。
この二つをしているだけで体感温度がかなり違っているように思います。
家でも外でも離せなくなっています。
カルシウムを摂取する
栄養面では、カルシウム不足が関節痛を引き起こす原因になっていると言われています。
ですので、積極的にカルシウムを摂取するように心がけましょう。
女性ホルモンの一種であるエストロゲンを含む食材があります。
それは、大豆イソフラボンです。
ぜひこの時期から大豆は積極的に摂り、減少したエストロゲンを補給しましょう。
このように体の中で起きていることがわかると、
対処方法も見えてきますので、
ぜひ自分の体がどんな状態なのかを、しっかり把握して、食事や運動、生活習慣の工夫で辛い時期も元気に過ごしていきましょう!