腰痛と肩こりは、日本人の不調の代表格といっても過言ではない程メジャーな不調です。
腰痛持ちの方や肩こりの人はとても多いのです。
それぞれ痛みや不調を感じる場所は違うのですが、実は肩こりと腰痛は関係していることがあります。お話しを聞くと、腰痛と肩こり両方感じている人も多いのです。
腰痛と肩こりの両方起こってしまう原因のひとつは、姿勢の悪さと腰や肩に負担のかかる生活習慣を送っていることが考えられます。
悪い姿勢で長時間、同じ姿勢で仕事をしていたりスマホをしていたりすると、腰や肩にもずっと負担がかかり続けている状態になります。
私たちの体を見てみると、肩と腰は背骨でつながっていて、腰痛になると体はどうにかしてバランスを取ろうとして肩に負担をがかかります。
また、肩こりがあると腰でバランスを取ろうとするのです。その結果、腰痛と肩こりを一緒に感じてしまうということになるのです。
そこで腰痛と肩こりにならない工夫をご紹介したいと思います。
1.姿勢を改善する。
座っている姿勢を鏡で見てみてください。
前屈みになってたり、背中を丸めて座ってはいませんか?
坐骨が椅子に当たっているのを感じることができる姿勢が正しい姿勢です。
その時に背骨は緩やかなS字曲線を描いています。
お尻が出過ぎているのもNGです。
知らず知らずのうちに姿勢が崩れていることがあるので、気をつけて時折確認しながら座ってくださいね。
2.こまめに姿勢を変える
どんなに良い姿勢でも同じ姿勢を長くしていると、筋肉の収縮が行われず血行不良になります。
デスクワークの人は20分に一度立ち上がるだけでも違いますので、こまめに姿勢を変えてみてください。
3.毎日湯船につかる
面倒だからとシャワーで済ましていませんか?シャワーだと体の表面だけが温まり体の芯まで温めることができません。
湯船にしっかりと浸かることで、筋肉がゆるみ血行改善につながります。
4.しっかり睡眠をとる
睡眠は1日の疲れを修復させる大切な時間です。修復時間が短いと疲れが取りきれないことになります。
それぞれ疲れを取れる時間は異なるので、自分の体を観察しながらしっかりと睡眠をとるようにしましょう。
5.重たい荷物を持たない
荷物を持つという行為は体に大きな負荷がかかります。できるだけ重たいものは持たない工夫をしましょう。
紹介した工夫の他にも腰や肩に負担をかけない工夫はたくさんあります。
ぜひ日常の生活に取り入れることができることからはじめてみてはいかがでしょうか?