朝晩の寒さが徐々に厳しくなってくるこの時期、血行が悪くなりやすく、肩こりや首こりに悩んでいらっしゃる方も多いと思います。
普段、長時間同じ姿勢で仕事をしている方や、パソコンやスマホを悪い姿勢で行っている人は、肩や首、背中が凝りやすい環境にあります。
そこへきて寒さが加わると、こりはますます悪化してしまいます。
マッサージなどは筋肉を緩めこりを改善することはできますが、こりにならない体づくりをするためには、筋トレを行うのが効率的です。
肩甲骨の筋トレを行うと、悪い姿勢になりがちだった人も姿勢が良くなり、猫背が改善されたり、基礎代謝がアップしたり、ぽっこりお腹が改善されたりします。
なぜこのような効果が出るのでしょうか?
一つは肩甲骨周りの背中の筋肉はとても大きく、上半身の筋肉同士が関わりあっているために、効果がよくあらわれ姿勢がよくなるそうです。
姿勢が良くなると、人への印象がとても良くなります。
男性なら、堂々とした印象を与えることができ、女性は凛としていてきれいな印象を与えることができます。
顔がいくら美人でも姿勢の良くない人は、きれいに見られないものです。
逆に人の体は放っておくと、年々筋力が衰え、基礎代謝も下がってしまいます。
これを食い止めるには、筋肉量を増やすことがとても重要になってきます。
肩甲骨周りの大きな筋肉を鍛えることで、基礎代謝をアップさせて衰え知らずの体を作りたいものです。
また、背筋が緩むと腰が曲がり、お腹も緩んでしまいます。
なので、ぽっこりお腹が気になる人は、ぜひ肩甲骨周りの筋肉を鍛えてみてください。
それでは、実際に自宅でやれる初心者でもできる肩甲骨周りの筋トレを紹介します。
《タオルローリング》
タオルを一本用意してもらいます。
1.床にうつ伏せになります。
2.タオルの端を持ち、手を前に伸ばします。
3.そこからタオルを胸に向かって引き寄せていきます。
タオルは、床につけないようにします。
4.背中に刺激を感じるか意識を背中に向けましょう。
5.より負荷をかけるには、タオルを胸に引いてきたときに、1.2秒静止してみましょう。
より負荷がかかります。
6.できる回数を無理せず行ってください。
お風呂上がりのストレッチの後に行うと、より効果的です。
ぜひ試してみてください。