肩や首の痛みがなかなかとれずにすっきりしないという方にとっては、この痛みをなんとかしたいですよね。
一過性の痛みの場合は、比較的痛みも引きやすいのですが、慢性痛になると痛みが長引き、元気な1日が過ごせないですよね。
この慢性の痛みは、ただのコリとは違うかもしれません。
コリの解消法である温めても揉んでも痛みが解消されない場合は、『慢性痛』の可能性があります。
そして、この慢性痛の場合、触るとこりこりしたものを感じるのです。そしてコリコリしたものを押すと別のところが痛くなるのです。
このコリコリがトリガーポイントです。
トリガーポイントという聞きなれない言葉ですが、コリや痛みを強く感じる部分のことを「トリガーポイント」といい痛みの原因のポイントです。
このトリガーポイントは「発痛点」とも言われていて、コリや痛みの引き金にもなる可能性があります。
無理な姿勢を長時間行うと筋肉に負担がかかってしまって、神経が異常興奮の状態が続いてしまいます。
このことで起こるのがトリガーポイントで、温めたり筋肉をほぐすようにもんだりしても、痛みが取れません。
そこで、今回はこのトリガーポイントの見つけ方をご紹介していきますね。
首や肩に痛みを感じる人のトリガーポイントは、肩甲骨周りにあることが多いので、まずは肩甲骨に沿って押してみましょう。
首コリや肩コリに悩む人の場合、背骨側と平行の肩甲骨の脇を少しづつ押していくと、痛い!と感じる場所があるかと思います。
コリコリしたものを探します。
まっすぐ押したり、横から押してみたりといろいろな角度から押してみましょう。骨の裏などに隠れていることもあるので、くまなく押してみましょう。
そして、押した時に別の場所に痛みを感じたり、また同じ場所に痛みを感じたりすると思います。
肩コリの場合は、腕の付け根にトリガーポイントがあることもあります。
トリガーポイントが原因で起こる症状は、しびれだったり痛みにコリ、ひどくなると、めまいや耳鳴り、手足の冷えや関節の可動域が狭くなったりもします。
ですので、トリガーポイントが大きくならないように、小さいうちにトリガーポイントを柔らかくして解消したいものです。
皆さんも一度肩甲骨周りを押してみて、トリガーポイントを探してみてください。