春の兆しがちらちらと見え隠れする季節でも、まだまだ朝晩の冷え込みを感じますよね。
冷性に悩む人は、早く温かい季節にならないかと思ってしまいますね。
冷え性の改善方法はいろいろあるようですが、肩甲骨を正しく回すことでも冷え性を改善することができるそうなのです。
肩こり解消のために肩甲骨は他よりもケアしていると思っている人も、もう一度正しく回して肩甲骨周りの血流を改善していきましょう。
体の中で滞りやすい場所ってどこでしょうか?
身体中に張り巡らされている血管ですが、血液が流れにくい箇所があります。
それは、股関節と肩甲骨だそうです。
皆さんは肩が凝ったときにどんな風に肩甲骨を回していますか?
両腕をぐるぐると回して肩甲骨を動かしていますか?
実はこの方法だと肩甲骨はあまり動いていないのです。
間違った方法なんですって! 驚きです。
体が自然に動いて行っているのだから、正しいのかと思っていました。
では正しい方法をお伝えします。
この方法は以前テレビで紹介されていました。
実際に試してみたのですが、確かに体がポカポカしてきます。
<やり方>
1.手首をクロスさせて手をまっすぐに伸ばします。
手の甲が付いている状態です。
腕をまっすぐにすることで、腕が軸になりぶれにくくなります。
2.この状態で肩を回します。
これを一日3回行うことで、体がぽかぽかして冷え性が改善されるというものです。
私も冷え性なので、この方法を取り入れています。
肩甲骨の可動域が狭くなると肩甲骨周りの筋肉の収縮がうまく行えず、筋肉の周りにある血管も影響を受けます。
筋肉の収縮で血管も収縮し血液が流れるので、筋肉の収縮ができなくなると、血流も悪くなり、結果冷え性になってしまいます。
冷え性は万病の元とされていて、体の免疫力が低下したり、酸素や栄養が体にくまなく運ばれなくなります。
さまざまな病気の引き金になる冷え性を改善することは、病気に強い体を作ることに繋がるのです。
もちろん食べ物や睡眠など他も影響されるのですが、仕事でパソコンを長時間使用している人などは、肩甲骨周辺が凝り固まりやすい環境にありますので、正しく肩甲骨を動かす工夫をして、冷え性を改善していきましょう。