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肩甲骨が肋骨にひっついたようになっている
長時間のデスクワークで、肩はガチガチで腕もだるい。そんな経験ありませんか?
現代人は、パソコンの前で仕事をしている人が多く、こんな悲鳴をよく聞きます。
肩甲骨は、本来肋骨の上を滑るように動くものです。
ただ肩こりを感じる人は、肩甲骨が肋骨にひっついたようになってしまい、動きが悪くガチガチになっていることが多いそうです。
自分では自覚がないかも?
肩甲骨がくっついている状態を知る
まずは、肩甲骨がくっついている状態を知りましょう!
背中を壁につけて立ち、片腕を壁につけながら上げてみましょう!
腕が壁から離れ、肘が曲がってしまうのはNGです。
さて、どこまで上がりました?
腕を真横にした状態を0度として、垂直まで腕をあげることができたら90度です。
45度以下だったあなたは、くっつき肩甲骨です。
肩甲骨の動きが悪くなっている状態です。
45度以上60度未満のあなたは、ややくっつき肩甲骨です。
肩甲骨のまわりの動きが少し悪くなっています。
60度以上なら、スムーズ肩甲骨。肩甲骨の柔軟性はバッチリです。
60度以下の人は、ぜひ肩甲骨はがしストレッチで柔軟に、そして可動域を広げて肩甲骨周りの筋肉をしなやかにしましょう!
今、いろいろな肩甲骨はがしストレッチがあります。
自分にあったストレッチを見つけて、習慣にしてみましょう!
ここでは3箇所のストレッチをご紹介します。
肩甲骨はがしストレッチ
《手伸ばしストレッチ》
1.立った状態で片手を上に伸ばします。手のひらは前にします。
2.腕を伸ばしたまま、ゆっくりと5秒ほどかけて手を腰の高さまで下げていきます。
3.これを5回繰り返します。
《腕組みストレッチ》
1.両腕を後ろで組みます。
2.できる限りの高さに上げていきます。
3.そのまま上体を左右にひねります。
4.体の力を緩めます。
5.これを1セットとして、3~5セット繰り返します。
《四つん這いストレッチ》
1.四つん這いの姿勢になります。
2.右手を後ろに当てます。
3.この上体で肘を上にあげます。
4.肘を上にあげた状態で3秒キープします。
5.最初の姿勢に戻ります。
6.反対側も同じように行います。
毎日忙しい時間を過ごしている人にとっては、なかなかストレッチをする時間が取れないという人もいるかと思いますが、
3分のストレッチを行うことで、肩周りだけではなく、肩から首の筋肉もほぐれ、頭に血流が流れやすくなり、仕事がはかどりますので、ぜひ休憩時間や、ご飯前にぜひ試してみてください。