毎日の仕事で疲れが溜まり体が重たいと感じたり、育児や家事に友人とのおつきあいなどなど、毎日の生活で知らず知らずに溜まってしまう疲れ。
若い頃にはこんなことなかったのに、と思っている方も多いのではないでしょうか?
この疲れの正体は、体の中に溜まる疲労物質が影響していると言われています。
この疲労物質をできるだけ早く分解して体外へ排出できたら、体の疲れも長引かず元気な毎日を送ることができるのです。
この疲労物質の代表が、皆さんも良くご存知の乳酸です。
乳酸ができる時には、体が酸性になることが疲労の原因の要因だとも考えられているそうです。
できた疲労物質をできるだけ早く取り除くにはどうするの?
疲労物質を取り除くためのキーワードが、「体の柔軟性」なのです。
疲労物質と体の柔らかさってあまり関係がなさそうですが、実は大きく関係しているのです。
体が柔らかい(=柔軟性が高い)のは、筋肉がしなやかに伸び縮みできることを言います。
筋肉の伸び縮みがしなやかに出来ると、血行が良くなり疲労物質の分解がスムーズに行われるのです。
そこで、体を柔らかくするには、どうすれば良いかというと?
皆さんも良くご存知の「ストレッチ」を行うことです。
特に上半身の要は、「肩甲骨」です。今話題の肩甲骨はがしと呼ばれるストレッチは有効です。
一言に肩甲骨はがしと言ってもいろいろなストレッチ方法があるので、簡単なものからチャレンジしていくと良いですね。
また体を温めることも、とても有効です。
お風呂はシャワーで済ましている人は湯船に浸かることを習慣にしてみるだけでも、疲れが溜まるのを軽減できます。
そして、しっかりお風呂に浸かった後にストレッチを行うと、ストレッチ効果をよりアップさせることができます。
疲れが溜まってるのに、体を動かすの?と思うかもしれませんが、ストレッチをすることで、気分転換にもなしますし、何よりも筋肉を伸ばすと『気持ちいい』と思えますので、ぜひ試してみてくださいね。