乳がんは、日本女性の悪性腫瘍の中で頻度が高い
最近有名人の方が乳がんで入院したニュースのおかげで、女性の乳がんの意識は以前より高くなっているように思います。
乳がんは、日本女性の悪性腫瘍の中では頻度の高い病気で、年間4万人が乳がんだと診断されるのです。
そこで、今回は乳がんと肩甲骨の関係をお伝えしようと思います。
乳がんと肩甲骨の関係
まずは乳がんのことを少し知っていきたいと思います。
乳がんは、進行度合いによって2種類に分けられます。
一つは非浸潤がんと呼ばれていて、もう一つは、浸潤がんと呼ばれています。
前者は、がん細胞が基底膜という膜に包まれているのですが、その膜を破ってでてきていない状態にある時期のことを指します。
この状態は早期ガンで、まだ転移している可能性は低いそうです。
そして後者は、がん細胞が基底膜を破って出てしまい、血管やリンパに流入して転移している可能性があります。
できるだけ早期発見しよう!
乳がんは、痛みを伴わないため自覚症状がないと言われてますが、進行すると肩甲骨が痛いと感じることがあります。
乳がんがリンパ節に転移して、リンパ節が腫れたために肩甲骨に痛みがでるのです。
リンパ節が腫れると、背中や肩甲骨に違和感を感じることがあります。
肩こりと乳がんは直接関わっている可能性はとても低いので、見落としがちなのですが、いつも肩こりで悩んでいる人は、いつもの肩こりとはちょっとちがうかな?と思ったら、一度乳がんを疑ってみるのも良いかもしれません。
具体的には、今までと違うところが凝り始めたり、腕が上がらなかったりするケースも見られるようです。
そして、しこりが見られたり、微熱が数ヶ月続いたりする、肩甲骨が痛いという症状の場合には、乳がんを疑います。
しこりが有無は、普段からお風呂などで自分でチェックする習慣をつけて、何かコリコリするものがある?と感じたら、案外良性のしこりということもあるので、とにかくすぐに病院へ行って確かめましょう。
私は関係無い!という油断はきんもつです。
誰もがなる可能性のある乳がんは、日頃のチェックで早期発見ができます。
おかしいな?と思ったらまずは病院で相談してみましょう。