肩甲骨を鍛えることで、腕の可動域が広がり肩こりや四十肩などのトラブルの改善や予防することができます。
日々の生活の中で肩甲骨のトレーニングをすることをオススメします。
そこで、今回は、肩甲骨のトレーニング方法をご紹介します。
肩甲骨を鍛えて、肩こり首こり知らずの元気な体を手に入れませんか?
そこでまず、肩甲骨について再度説明しますね。
肩甲骨は背中の上の方に左右ひとつづつある骨です。
両端のところで、腕の骨と鎖骨とで繋がっています。それ以外では繋がっていない骨になります。
この肩甲骨まわりの可動域が狭い状態だと、肩こりや四十肩などの肩のトラブルを始め、姿勢が悪くなります。
また、首こりの原因にもなってしまいます。
そして、スポーツをされる方にとっては、怪我をしやすくなってしまったり、パフォーマンスが上がらないということになるようです。
ぜひ、肩甲骨まわりを柔らかい状態するため、毎日少しづつトレーニングを続けたいものです。
今回はたくさんあるトレーニングの中でも初心者の方でもやりやすいトレーニングをご紹介します。
肩甲骨トレーニング-Ⅰ
~座ってもできる簡単なトレーニング~
1.両手を真上に上げます。その時には手を外側に向けます。
2.そのまま、肘を曲げながら横へ下ろしていきます。
肩甲骨同士を少しだけ背骨に寄せるイメージで行うと効果的です。
3.手の甲が目線と平行なところまで降りてきたら、再度腕を上へ上げます。
この動作をゆっくり5回行いましょう 。
肩甲骨トレーニング-Ⅱ
~座ってもできる簡単なトレーニング~
1.背筋を伸ばして椅子に深く座ります。
2.肘は90度に曲げ、小さく前にならえのポーズのように手のひらを内側に向けて、脇腹に肘をぴったりとくっつけます。
3.そのまま肘から先の指先までを、体と平行になるように開きます。
この動きをすると、肩甲骨同士が自然に真ん中へ寄ったことを体感できます。
4.真横に開いたら、元の前へならえの位置に手を戻します。
5.この開閉運動をゆっくり10回行います。
この運動を行うと肩甲骨と胸の胸筋も伸びるので、パソコンの前に長時間座っている方にオススメです。
肩甲骨トレーニング-Ⅲ
~肩甲骨まわりの筋肉をしなやかにしていくトレーニング~
(ヨガのポーズで「猫のポーズ」とも言われているものです。)
1.四つん這いになり、足と手は肩幅に開きます。
2.背中を丸めるように、背中を丸め、上へ突き上げていくイメージで猫の背中のように丸くなるようにします。
その時にはアゴは引いた状態です。
3.丸くなった状態を3秒キープします。
4.次に背中を反るように背中を落としていきます。
この時肩甲骨を中央に寄せるイメージすることがポイントです。
5.この状態で3秒キープします。
6.この動きを5~10回繰り返します。
どれも簡単にできるトレーニングです。
少しの時間の積み重ねで肩甲骨周りの可動域が柔軟に、そして広くなります。
ぜひ試してみてください。