会社で長時間座って仕事をしていたり、
育児や家事などで運動不足だったりすると、
肩こりや首こり、はたまた腰痛に悩む人も多いことでしょう。
また、背中が重たく痛みを感じる人もいるかと思います。
痛みを感じる時には、使い痛みを想像することが多いのですが、実は使わないから痛むということもあるのです。
同じ姿勢が続くと、筋肉の収縮が行われないため、筋肉は常に緊張している状態が続きます。
筋肉は、伸びたり縮んだりを繰り返すことで、血管も収縮し栄養素や酸素を運ぶことができるのですが、筋肉の収縮がうまくできない状態だと、血管も収縮したままで、栄養素や酸素は行き届かないのです。
また眼精疲労や姿勢の悪さなども加わり、様々なところに歪みが出てしまいます。
さらにストレスがかかり自律神経が乱れてしまうと、状況は悪化してしまいます。
体は一箇所を強化しても、バランスが崩れてしまうので、運動を行う時にもバランスが大切です。
肩こりだからまずは肩だけほぐすという方法もあるのですが、肩こりの場合はせめて上半身をくまなくほぐしてあげる方が効果が高くこりもほぐれやすいのです。
そこで、
今回は日本人なら誰でも一度は行ったことのある、ラジオ体操の効果についてご紹介しようと思います。
ラジオ体操なんて小さな頃にやっていたから簡単だし今更だわ!
と思っているかもしれませんが、
実は一生懸命行うと、まんべんなく体の様々な箇所を動かすことができるのでとても効果の高い運動になります。
ウォーキングを15分したのとラジオ体操を15分したのと同じくらいの運動量だと言われているくらいです。
ですので、
ラジオ体操は、筋力アップやストレッチ効果、コリの軽減、そして便秘解消など様々な効果がみられます。
15分間しっかりラジオ体操をすると新陳代謝もアップします。
体は、悪くなる前に必ず何らかのサインを出して、
これ以上無理をしないで!
と声をかけてきます。
ただ、この声を上手に聞き取って、対処をするのは案外難しいもので、見落としがちなのです。
そこで、
普段から小さな体の声を聞く練習をすることと、自分の体をしっかりチェックしておくことが大切です。
背中が痛いな!
と感じたら、
そのままにせずに、この痛みの原因をすぐに探るようにする癖をつけることが、悪化させてない重要なポイントかもしれません。