仕事で集中していると同じ姿勢が続いてしまい、気がつくと頭がズキズキしてきて…。
という経験はありませんか?
そんな時、肩や首がカチカチに凝り固まっていることが多く、頭痛と肩こりって関係があるのでは?と思うようになりました。
肩こりや首こりだけでも辛いことなのに、頭痛まで感じたら仕事どころではなくなってしまいます。
そこで、今回は偏頭痛と肩こりについて書かせていただこうと思います。
実は偏頭痛持ちの人はとても多く、有名な病気の一つです。
ただ偏頭痛の原因ははっきりとわかっていないのですが、「三叉神経(さんさしんけい)」が関わっているというのが有力だとされています。
この三叉神経は、脳神経の一つで首や肩の筋肉まで張り巡らされています。
そのために首や肩が凝ると、三叉神経に影響を与えるのだとされています。
この三叉神経を刺激しないためにも首や肩のこりを軽減することが、頭痛にならないことにつながります。
また逆もしかりで、肩コリが出るのは、偏頭痛の前触れかもしれません。
偏頭痛は、血管が拡張しているために起こるとされているので、血管を収縮させるように対処すると、頭痛が軽減されます。
万が一偏頭痛が起きてしまったら、4つの対処方法で応急処置がオススメです。
1.暗い部屋でゆっくり休むこと
体を動かす=血管が拡張するので、血管を収縮させるために、体を休めます。
暗い部屋にすることで、より効果がでます。
2.冷たいタオルで首を冷やすこと
首の後ろには太い血管が通っているので、この血管を収縮させることで、頭痛が軽減されます。
3.カフェインを摂取する
カフェインには、血管を収縮させる働きがあります。コーヒーや緑茶、紅茶などを意識的に飲むことで血管を収縮させます。
4.ツボを押してみる
百会(ひゃくえ)という頭の上にあるツボは、頭痛に効果があると言われています。
このツボを押すとリラックスができて緊張がほぐれます。
ただ偏頭痛には、種類があるので、この対処方法で改善されない時には、我慢しないで病院で診てもらい、自分の偏頭痛の種類をしっかり知ることで、対処方法が変わります。
肩コリくらいと思って、放置していると頭痛を引き起こすこともありますので、皆さんもぜひ肩コリに気をつけてくださいね。