日頃から肩甲骨周りのストレッチをすると気持ちがよくて、
仕事中にも行っているのですが、
ストレッチをしていると、背中の方からゴリゴリと音が聞こえて怖くなってしまいます。
何故、このような音がするのかずっと気になっていました。
原因がわかると、音がなっても安心だし、
また問題がある音だとしたら、すぐにお医者さんに診てもらうという対処ができると思い、早速調べてみました。
すると、音の原因は三つあるようなのです。
1.肩甲骨周りの筋肉が問題かも!?
まず一つ目に考えられるのは、肩甲骨周りの筋肉が硬くなってしまったことが原因だと考えられるそうです。
肩甲骨というのは、三角形の骨で肋骨の上のにあり、上腕骨(二の腕にある骨)とくっついて肩関節を形成しています。
肩をはじめ上半身を自由に動かせるのは、この肩甲骨が肋骨の上を動くことで可能になるのですが、肩甲骨周りの筋肉が硬くなってしまうと、肩甲骨の可動域が狭くなってしまいます。
これは実際に体感したことですが、肩甲骨周りをマッサージしてもらうと、よくこのゴリゴリという音がして始めは痛いのですが、そのうちに気持ちよくなってきます。
これは、マッサージをすることで血行が良くなり筋肉が柔らかくなることで、痛みが気持ちよさに変化していくと考えられます。
気持ち良くなってくると音が小さくなっていくと感じていました。
このように筋肉が硬くなってしまったために、筋肉と骨が擦れて音が出るのだそうです。
2.肩甲骨と肋骨の隙間の問題!?
二つ目は肩甲骨と肋骨の隙間の問題で、ゴリゴリという音がなるそうです。
肩甲骨は、先ほども述べたように肋骨の上のにあります。
肩甲骨の土台になっている肋骨は、左右12本づつ背骨から伸びています。
心臓や肺を守る働きをしているので、健康な時には肩甲骨と肋骨の間には、ある程度余裕があるのです。
しかし、肩甲骨周りの筋肉が硬くなってしいまうと、
肩甲骨を押さえつけるようになってしまい、
結果として肩甲骨と肋骨の隙間がなくなり、
土台となる肋骨を乗り越えながら肩甲骨が動くために、
ゴリゴリと音がしてしまうそうです。
3.姿勢の悪さが問題!?
最後に、
姿勢が悪く長時間”猫背”の状態になっていたり、
立った状態で体が傾いてしまうなど、
日常生活の姿勢が悪いと、
背骨や肩甲骨、骨盤などに癖がついて、
関節などの歪みが生じてしまい、
その歪みが原因でゴリゴリという音がなることがあります。
この場合は、
過度のストレッチをすると、
痛みが伴ってしまい悪化する場合があるので、
整形外科や整体など専門家に相談する方が良いということです。
このようにゴリゴリという音に不安を感じる人も、原因がわかると少し安心されたのではないでしょうか?
日頃から自分の体を、しっかり観察してしっかりケアをしてあげたいものですね。