肩こりはもはや国民病と言われるほど多くの方が感じる不調の一つです。
そんなメジャーな肩こりですが、実は放置しておくと、体の不調が増すばかりです。
肩こりだけだったのが、頭痛やめまい、そしてふらつきまで起こってしまうことがあるのです。
たかが肩こりと侮ると大変なことになります。そこで肩こりとふらつきの原因を探ってみました。
めまいやふらつきは気持ちの悪いものですよね。
これらの症状は、耳の奥の三半規管や平衡感覚障害が考えられるのですが、耳鼻科などへ行っても理由がわからないことがあります。
ただ原因がわからないと対処方法も見つからず不安な日々が続いて辛いですよね。
めまいやふらつきの理由は原因を突き止めることは難しいとされていることも、東洋医学の観点から見ると理由がわかることがあります。
肩こりでめまいが起こる原因は、心臓から脳へ血管を運ぶ、頸動脈と椎骨動脈というふたつの血管があり、脛骨動脈は首の骨のすぐ近くを通っているので、肩こりの影響を受けやすいのです。
また、ストレスを強く受けてしまうと、血管が収縮し、血流が低下してしまいます。
この状態が続くと自律神経が乱れて、血流が悪い状態が長く続いてしまいます。
肩こりが原因のめまいふらつきは、肩こりが軽減するとめまいふらつきも軽減されます。
ですので、肩甲骨周りのストレッチや、体を温める工夫をするのが効果的です。
日々の生活でも血流をよくする生活を心がける小さな習慣の積み重ねが、めまいふらつきを改善することになります。
駅まで早足で歩いたり、悪い姿勢を見直してみたり、長時間同じ姿勢をしないようにこまめに休憩をいれるなどを取り入れることで、少しづつですが、体の歪みが改善され、血流も良くなってきます。
また、ストレスと上手に付き合う方法を見つけることも大切です。
現代社会では、ストレスフリーで生活するのは難しい時代ですので、ストレスを受けた時の対処方法や、かわし方などを工夫して、ストレスをうまく付き合っていくこともめまいやふらつきの改善に繋がります。
めまいやふらつきを体験すると気持ちが悪く、不安になってしまいますよね。
めまいやふらつきが肩こりからくるものだとわかったら、ぜひ肩こりを軽減する工夫を試してみてください。
試して軽減したら肩こりを改善することができたら、めまいも軽減されます。焦らずゆっくりと体調を改善していきたいものです。