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肩甲骨の話

肩こりだけじゃない!肩甲骨が外側に開いた状態が長く続くと、様々な影響があります。

投稿日:2016年10月31日 更新日:

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肩甲骨は、肩の上の三角形の骨で、肩と腕をつなぐ役目を担っています。

 

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主な動きは6つあります。

肩甲骨を体の内側・外側へ動かす《内転・外転》、

肩を上下に動かす《挙上・下制》、

肩甲骨を回転させながら肩甲骨を背骨から離したり、

近づけたりする動き《上方回旋・下方回旋》です。

肩甲骨はこれらの動きによって、自由に動くことができるのです。

 

また、肩甲骨は鎖骨とつながっているだけで浮いている状態の骨なので、

制限なく自由に動かすことができるのですが、

オフィスワークやゲームに夢中になるなど、

前かがみになる姿勢を長時間続けることで、

肩が前のめりになってしまう”外転”の状態が長く続いてしまい、

体に様々な影響を及ぼしてしまいます。

 

“外転”の状態が続くと、本来可動域の広い肩甲骨は、

可動域が狭くなってしまい、周りの筋肉の血行が悪くなってしまいます。

この状態になると、首の付け根から背骨の横の筋肉がとくに張ってしまい、”こり”の原因になるのです。

この状態が長く続くと体の様々なところに影響を及ぼしてしまいます。

ではどのような影響があるのでしょうか?

 

1.”慢性のこり”に!

まずは、肩甲骨の可動域が狭くなると、筋肉が緊張した状態が続き、呼吸が浅く筋肉の血行が悪くなってしまいます。

この状態が長く続くと、負のスパイラルなり”慢性のこり”になってしまます。

”こり”は自覚があるうちはまだマシなのですが、

ひどくなってしまうと凝っているという自覚がなくなってしまい、対処しないで放置してしまい、気がついた時には、体のあちこちに不調が出てしまうということもあります。

なので、できるだけ早く”慢性のこり”から解放され、疲れ知らずの体を手に入れたいものです。

 

2.バストアップなどの”体のたるみ”に?!

肩甲骨の可動域が狭くなってしまうと、体全体が前のめりになり、”猫背”の状態になってしまいます。

すると、姿勢が悪くなるだけではなく、バストが下がったりお尻が垂れるなど、体のたるみにつながるのです。

肩甲骨が開いた状態の影響で、胸部の骨格が下にさがり、顔の顎の部分広頚筋(こうけいきん)と呼ばれる筋肉も下に引っ張られることになり、顔のたるみになってしまうのです。

女性の方は、是非もう一度肩甲骨の位置を確認してみてください。

そして、肩甲骨が外側へ開いた状態のままになってしまっている場合は、すぐにストレッチや姿勢を改善するなどの改善を行ってみてはいかがでしょうか?

 

3.ダイエットにも影響する?!

肩甲骨の可動域は、ダイエットにも影響します。

肩甲骨の周りには、代謝を高めてくれる「褐色細胞」が多く存在しているのです。

ですので肩甲骨周りをしっかり動かし刺激するだけで、脂肪がしっかり燃焼しダイエット効果につながるのです。

肩甲骨を柔らかくした後に、ウォーキングするなど下半身の筋肉を鍛える運動を行うと、体脂肪がより燃焼しやすい体づくりができるそうです。

 

このように、肩甲骨が外側に開いた状態が長く続くと体のあちこちで弊害が起こります。

仕事上、どうしても肩甲骨が開いた状態になってしまう方も、

意識的にストレッチや運動などを行って肩甲骨を正しい位置に戻すように意識をして、健康に、毎日元気に過ごしたいものです。

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