痛みはいつも急に起こるものです。
どこかに痛みを感じると生活に支障が出てしまい、気分も滅入りますよね。
背中の左側にピリッと痛みを感じたら、あなたはどんなことを疑いますか?
どこかで打ったかな?
筋肉痛かな?
など。
でも思い当たる節がない時もありますよね。
今回は背中の左側が痛くなる原因をピックアップしてみました。
その1.ストレス性の痛み
毎日の生活の中でストレスを強く受けてしまい、体が悲鳴をあげているときがあります。
ストレスのサインが出やすいのは、胃や背中、肩や首などです。
実は、肝臓などにもストレスの影響を受ける臓器はあるのですが、肝臓は沈黙の臓器と呼ばれているほどあまり症状を訴えないのです。
胃がストレスの影響を受けると、胃炎や胃潰瘍などになってしまいます。
胃の痛みは、背中の左側の痛みを引き起こす場合があります。
この場合、ストレスを回避できれば良いのですが、回避できないストレスの場合は、せめて十分に睡眠をとるなど休養が必要になります。
また、胃に負担をかけない食事を摂ることも大切ですね。
その2.姿勢の悪さ
姿勢が悪い状態が続くと、肩甲骨や肩、背中に負担がかかってしまい、痛みが生じます。
特にデスクワークが多く同じ姿勢を長時間続けていると、知らないうちに姿勢が悪くなってしまうのです。
この場合は、こまめに姿勢を変えたり、ストレッチを行うなどをして、背中や肩、肩甲骨を動かして、筋肉を緩めてあげる必要があります。
3.胃炎
胃の粘膜が炎症を起こしてしまった病気です。
この病気になると、胃に不快感があったり、吐き気や背中の左側に痛みを引き起こします。
原因は、ストレス、辛い食べ物やアルコールなどの食べ過ぎ飲み過ぎ、アレルギー、または風邪やインフルエンザでも胃炎は起こります。
十分に休息を取ることが大切です。
4.胃潰瘍
胃に潰瘍ができてしまう病気で、初期にはみぞおちが痛くなります。
その時に左の背中も痛くなることがあるのです。
胃潰瘍の特徴は、食後や空腹時に痛みを感じることが多く、食事を摂ると痛みが治まります。
またピロリ菌が原因で胃潰瘍になる場合もあります。
初期の段階で、治療することで痛みも和らぎます。
この他、
心臓疾患の狭心症や、膵臓、脾臓の病気も背中が痛いと感じることがあります。
筋肉疲労じゃないかも?
と思ったら、一度病院で健康診断を受けて、原因を早く見つける努力をするのが良いです。