朝起きたら、
首が回らなくて背中が張ったような体験をしたことはありませんか?
夜寝ている間に同じ姿勢を続けていたり、変な体勢で眠っていることが原因で起こるとされています。
医学的には寝違いとは言わずに、「疼痛性頸部拘縮(とうつうせいけいぶこうしゅく)」と呼ばれているそうです。
秋本番になり、朝晩寒くなる今の季節はこの寝違いになる方が増える季節でもあります。
寝違いは、なんとなく時間を置いたら治ったというケースが多いので、対処方法を知らずに過ごしている方も多いのではないかと思い、
今回は寝違いの対処方法について少し学んでいこうと思います。
寝違いになって、首が回らなくなったら!
1.とにかく安静に!
首や肩の異常事態です。
首の筋肉や筋に炎症が起きている状態です。
この時に無理に動かしてしまうと炎症が強くなってしまうことがあります。
ですので首に負担のかからないように動かさないことが重要です。
2.冷やす!
炎症を起こして熱を持ってしまっている箇所を冷やしましょう。
痛みのある場所にアシスパックをあてます。
冷やすことで炎症が抑えられて痛みが和らぎます。
10分ほど冷やして、10分何もしないでおきます。
これを何度か繰り返します。
3.病院で診てもらう!
あまりにも痛みがひどい時には、病院で鎮痛剤、冷湿布を出してもらいましょう。
4.ツボを刺激してみる!
幹部を直接刺激せずに、手のツボを押さえることで痛みを和らげることができるそうです。
落枕(らくちん)というツボで、寝違いの特効のツボと言われています。
手の甲と人差し指と中指の骨が交差する手前のくぼみを10秒ほど押します。
両手それぞれ3セット押します。
この4つの対処方法で、まずは過ごしてみてください。
そして、寝違いが治ったら、寝違いになった原因を探ってみましょう。
1.無理な姿勢で眠ってしまった
2.寝具が自分の体に合っていない
3.ストレス軽減対策をとってみる
と、これらの原因が考えられます。
自分の生活をもう一度見直してみて、寝違いを繰り返さないように注意しながら生活をしていきましょう。