肩甲骨から首にかけての痛みの原因
毎日のハードワークで筋肉が凝り血行が悪くなってしまい、コリを感じている人も多いと思います。
姿勢が悪い状態を続けてしまうと、コリから痛みへと状況は悪化してしまいます。
肩甲骨から首にかけての痛みの原因って何?
多くの場合、姿勢が関係していて、長時間同じ姿勢でいることや、姿勢の悪さ、また骨盤がゆがんで肩甲骨や肩こりの症状が出てしまうケースもあります。
そして運動不足の人もこのような症状がでる場合があるのです。
血行不良だけじゃない?
肩甲骨から首が痛くなる原因は他にもある?!
実は、原因は他にもある?!
肩甲骨周りや首の痛みは「コリ」と思いがちですが、実は「コリ」とは異なる場合もあります。
例えば、神経痛や椎間板ヘルニア。
肋間神経痛
肋間神経痛の場合は、肩甲骨や首が痛いという症状の他に、声を出した時に痛みを感じるという特徴があります。
肋骨に沿っている神経が刺激されて痛みを発しています。
でもこの肋間神経痛というのは、病気ではなく頭痛と同じ扱いなのです。
椎間板ヘルニア
そして椎間板ヘルニア。
首が動かせなくなるという痛みで始まることが多いのですが、首や肩、肩甲骨に痛みやしびれが出ることがあります。
首が回しにくかったり、腕の上げ下げがしにくいなどが出たら、まずは整形外科へ行くのをお勧めします。
消化器官の不調
この他にも、消化器官の不調で、首と肩甲骨に痛みを伴うことがあります。
肝臓や胆のう、十二指腸、膵臓、腎臓などの病気と関わりがあるのです。
そして心疾患も。
となんだか肩こりだと思ったことが、深刻な病気の時もあるのですね。
痛みは体からのサイン
痛みが出るということは、体からのサインです。
普段痛みを感じないということは、体がうまく調整をしているということで、痛みが出るのは、どこかに原因が潜んでいて、歪みを見つけてあげる必要があります。
自分の体からのサインを見逃さず、できるだけ小さなサインもキャッチしておきたいものです。
ただ、私たちは病気の素人なので、そのサインを見逃してしまいがちでもあります。
肩甲骨や首が痛い=肩こり、という方程式を少し疑い、体の他の部分からもサインが出ていないか、よく観察することが大切です。