背中が痛いと感じたら、まずはコリか筋肉痛を想像しますよね。
症状がよく似ているためどう違うのかわかりにくいです。
ですので、コリと筋肉痛の違いについて少し調べてみました。
どうやら筋肉痛は、運動によって起こる痛みで、医学的にはまだはっきりとした解明はされていないそうです。
今は、筋肉が直接損傷しているのではなく、筋肉を構成している筋繊維や周りの組織に傷がついてしまい、損傷を修復する過程で炎症がおきます。
それによって生成された刺激物質(ブラジキニンやプロスタグランジンなど)が筋膜を刺激して痛みが起こるとされているそうです。
数日すると痛みは軽減され、そのうち痛みがなくなるものを筋肉痛と呼んでいるそうです。
コリは、姿勢やストレスなどで筋肉が常に緊張して収縮した状態が続き、筋肉の血液循環が悪くなるものですので、数日経過したからといってなかなか改善されないという違いがあります。
筋肉痛を治すポイントを4つご紹介します。
1.筋肉の血行を促進させる
新しい筋繊維を作るために栄養分と酸素を運ぶ必要があり、これらを運ぶ役割をしているのが血液です。
なので、血行をよくしてあげることが重要です。
お風呂にゆっくりと浸かったり、有酸素運動やストレッチを行うのも効果的だそうです。
2.良質の睡眠をしっかりとる
良質の睡眠をとることで、成長ホルモンが分泌され、新陳代謝がアップします。
このため疲労回復や傷ついた箇所を修復してくれる作用があります。
3.タンパク質、ビタミンをしっかりとる
損傷した筋繊維を早く回復させるためには、栄養補給が欠かせません。
筋肉痛になってしまった時には、しっかりと肉や魚、大豆製品、そしてビタミンCやEを摂取してあげましょう。
4.痛みを和らげる医薬品を使用する
痛みがひどい時には、モーラスや冷却湿布などの使用も効果的です。
自分の痛みが何が原因なのかを冷静に判断し正しい対処方法で痛みを軽減してみてください。