あ! 肩が痛い!腕が上がらない!
朝起きたら肩が痛い!腕が上がらない!という経験はありませんか?
また仕事に集中していたら、肩の深部に痛みを感じたり、だる重くなってきて腕から手首までに痺れを感じたりなど、肩やその周辺に痛みを感じた時、あなたはどんな風に対処をしていますか?
すぐに医療機関へ行って正しく対処ができたら良いのですが、肩こりの延長だからしばらくしたら治るかも?
と放置してしまったり、とりあえず様子を見てからなどと自己判断をしてしまって、気がついたら悪化してしまうという経験はありませんか?
肩の痛みの種類を知ることで、可能性を考え、早めの対処ができるようになります。
今回は、「肩が痛い」と感じたら疑う病気について書いていきたいと思います。
「肩が痛い」と感じる病気
四十肩、五十肩‥‥‥
肩が痛く腕が上がらなくなります。
安静にしていても痛かったり、寝ている時にも痛くて眠れない。動かすと痛みがでるなどの症状があります。
肩石灰沈着性腱炎‥‥‥
前触れなく急に痛みが出て、動かすことができないくらいの激痛が走るのが特徴です。
肩に石灰ができる?
と私もびっくりしましたが、原因はまだ分かっていない様です。
レントゲンに映ります。
放置していると2週間ほどで激痛は治るのですが、痛みが激しいため鎮痛剤や、局所麻酔などの注射での治療や石灰を吸引するなどの治療するのがおすすめです。
肩腱板損傷‥‥‥
腕を動かそうとすると痛く、力が入りにくかったり、夜寝ている時に痛みを伴うという症状です。
腱板ってどこのことでしょうか?
腱板は棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋の4つの筋肉の集まりのことです。
インナーマッスルとも言われてこちらの方が馴染み深いですね。
運動で損傷したり加齢が原因で引き起こします。
治療方法は、安静にすること。
そして痛みを抑えるために薬物療法や、注射をして炎症を抑えます。
腱板が断裂している時には、手術が必要です。
上腕二頭筋腱鞘炎‥‥‥
力こぶの筋肉が腱鞘炎になっているために痛みがでるというものです。
肩の前側に痛みを伴います。
またボールを投球する動作を行うと二の腕から腕の前側にかけて痛みがでます。
そして夜寝ている時に痛みが出るのが特徴です。
スポーツをしている方や加齢で起こる症状だと言われています。
上記の他には動揺肩や肩関節インピンジメント症候群などが考えられます。
痛みが出たら早く治したいと思うものです。
できるだけ早く治したい方はやはり適切な治療をすることが早道ですので、医療機関で診てもらい治療とリハビリが有効です。
肩を痛めると日常生活の行動に制限がかかりますので、小さな痛みも見逃さないで、早めの対処を行ってくださいね。